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Column

オフィス清掃業務の管理を効率化する仕組みづくりのポイント

清掃業務にまつわる社内の連絡・確認・記録をどう整理すれば担当者の負担を減らせるかを整理します。委託と自社対応の両方の視点から効率化のポイントを解説します。

オフィスのデスクを拭き上げる清掃スタッフの手元
※写真はイメージです
法人清掃

清掃業務の管理が煩雑になりやすい理由

オフィスや店舗の清掃を業者に委託していても、管理する側の業務がゼロになるわけではありません。日程調整や鍵の受け渡し、作業報告の確認、請求処理など、清掃そのものとは別に発生する事務作業が積み重なり、総務担当者や店長の負担になっているケースは少なくありません。特に担当者が兼務で清掃管理を任されている場合、対応が後手に回りやすく、社内からの問い合わせに都度対応する形になりがちです。

清掃業務の管理を効率化するには、まず何に手間がかかっているのかを洗い出し、仕組みとして整理することが出発点になります。

清掃管理業務の内訳を棚卸しする

清掃管理と一口にいっても、実際には複数の業務が含まれています。効率化を検討する前に、自社で発生している業務を項目ごとに分けて把握しておくと、どこにボトルネックがあるかが見えやすくなります。

  • 業者との日程調整や作業日の連絡
  • 鍵の貸し出し・入館手続き・警備解除などの手配
  • 作業日の立会いや鍵の受け渡し対応
  • 作業報告書の受け取りと内容確認
  • 請求書の確認と経理への取次
  • 社内から寄せられる清掃への要望や苦情の取りまとめ
  • ペーパータオルや洗剤などの消耗品の在庫確認と補充

これらを一覧化すると、毎回個別に判断している業務と、あらかじめルール化できる業務が分かれてきます。ルール化できる部分から仕組みに落とし込むのが効率化の基本的な流れです。

年間スケジュールを先に組んでおく

定期清掃やエアコンクリーニング、年末清掃など、頻度が決まっている作業は年間スケジュールとしてあらかじめまとめておくことをおすすめします。都度スケジュールを相談する運用だと、その都度の連絡や社内調整が発生し、担当者の負担が増えてしまいます。

年度の初めや契約更新のタイミングで、定期清掃の実施月、エアコンクリーニングを行う時期、年末清掃の日程などをまとめて決めておけば、社内への周知も一度で済み、業者との連絡も最小限に抑えられます。仙台エリアでは冬場に向けて年末清掃の依頼が集中しやすいため、早めに枠を押さえておく発想も有効です。

連絡窓口を一本化する

清掃に関する連絡が複数の担当者や部署にばらけていると、同じ内容の連絡が重複したり、逆に誰も把握していない要望が放置されたりします。社内側の窓口を一人または一つの部署に決め、業者側の窓口ともあわせて一本化しておくと、情報の行き来がシンプルになります。

あわせて、通常の連絡手段と、水漏れや破損など緊急時の連絡手段を分けておくことも大切です。緊急連絡先が明確になっていれば、担当者不在の際にも初動が遅れにくくなります。

作業報告と社内の要望・苦情を型にする

作業報告の受け取り方が毎回バラバラだと、内容の確認にも時間がかかります。定型の報告書や写真での報告を基本とし、異常があった場合だけ個別に連絡してもらう形にすると、日常の確認作業を大幅に減らせます。

社内から寄せられる清掃への要望や苦情についても、都度その場で業者に伝えるのではなく、一度記録として残し、一定期間分をまとめて共有する運用にすると、担当者側の対応回数を減らしながら、業者側にも状況を把握してもらいやすくなります。委託内容や作業範囲の記載が具体的であるほど、こうした確認もスムーズになります。委託内容の書き方は清掃業務の仕様書の作り方、作業の評価基準は清掃品質の評価方法でそれぞれ詳しく取り上げていますので、あわせてご確認ください。

委託範囲と自社対応の効率化

消耗品の補充やゴミ出しなど、細かな作業をどこまで委託範囲に含めるかによっても、社内の手間は変わってきます。委託範囲を広げれば社内対応は減りますが、その分費用や契約内容の調整が必要になるため、現状の業務量と照らし合わせて検討するとよいでしょう。

一方、自社スタッフが日常清掃を担当している場合は、当番表やチェックリストを用意し、掃除道具の置き場所を固定しておくだけでも、引き継ぎや新人教育の手間が減り、作業のばらつきも抑えられます。委託と自社対応を組み合わせている職場では、それぞれの役割分担を日常清掃と定期清掃の役割分担で整理しておくと、抜け漏れの防止にもつながります。

まとめ

清掃業務の管理を効率化するには、業務の棚卸し、年間スケジュールの作成、窓口の一本化、報告や要望の記録方法の統一といった仕組みづくりが鍵になります。一度にすべてを整えるのではなく、負担の大きい部分から順に見直していくことで、無理なく運用を改善できます。

社内の体制や業務量は時間とともに変わるため、半年に一度など定期的なタイミングで運用を見直す機会を設けておくと、清掃管理の効率化を継続しやすくなります。体制づくりについてご相談されたい場合は、お問い合わせからご連絡ください。

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